イベント参加者アンケート テンプレート

イベントが終わった。何を残し、何をやめ、来てほしい人がまた来てくれるのかを知りたい。

設問 7 問所要 約 2 分分岐あり

このテンプレートで解ける問題

一般的な事後アンケートは、主催側がすでに決めた要素(会場・食事・登壇者)を採点させて、使いどころのない「4」の羅列を生む。参加者が実際に下した判断は「この時間を使ってよかったか」という一点。このテンプレートはそれを最初に聞き、その価値がどこから来たのかを聞き、期待に届かなかった人には原因を、また来る人には次に見たいプログラムを聞き分ける。

設問

以下の設問は実際のアンケート定義そのもの。プレビューと「このテンプレートを使う」も同じ定義を使う。

01

使った時間に見合う内容でしたか

評価 · 1–5 · 必須

この設問を入れる理由: 満足度ではなく「払った時間に対する取引」として聞く。自分で参加を決めたイベントの満足度は、その決定へのコミットで底上げされる。時間で聞いたときだけ正直な答えが返る。

注意: この設問は必ず最初に置く。詳細設問のあとに置くと、独立した判断ではなく上の採点の要約になってしまう。

02

いちばん価値があったのはどれですか

単一選択(その他あり) · 必須

  • 基調講演
  • 分科会・セッション
  • ハンズオン・ワークショップ
  • 参加者どうしの会話
  • 展示・スポンサーブース

この設問を入れる理由: 単一選択にしているのが要点。全トラックを個別に採点させると一様に高い点が並ぶが、1 つ選ばせると実際の順位が出る。そして多くの場合、それはプログラムではなく参加者どうしの会話になる。

注意: 「その他」は残す。廊下での会話やブースでのデモは、主催側の想定より多く挙がる。

03

それのどこが良かったですか

自由記述 · 400 文字まで

この設問を入れる理由: 選んだ対象に直接ひもづくので、自由記述がイベント全体ではなく特定の答えの説明になる。次回の告知に使える引用が最も多く取れるのもこの設問。

04

うまくなかったのはどこですか

複数選択(その他あり)

表示条件: 期待に届かなかった参加者

  • 内容のレベルが合わなかった
  • セッションが売り込みだった
  • 進行が押した・時間が重なった
  • 会場・音響・飲食
  • 会いたかった人がいなかった

この設問を入れる理由: 1〜3 の回答者にだけ、数えられる選択肢として出す。この層は次に来ない層であり、原因は個別に読むのではなく回答全体で順位を付ける必要がある。

05

次回も参加したいと思いますか

評価 · 1–5 · 必須

この設問を入れる理由: イベントが最適化している成果は再参加意向のほう。満足度が横ばいのまま再参加意向だけが落ちることは珍しくなく、翌年の申込数を予測するのは後者だけ。

06

次回のプログラムに何があるとよいですか

自由記述 · 400 文字まで

表示条件: 次回も参加しそう

この設問を入れる理由: また来る見込みの人にだけ聞く。プログラムを組む価値があるのはこの層の要望だから。全員に聞くと、来ない人の希望まで混ざる。

07

次回、ひとつだけ変えるとしたらどこですか

自由記述 · 400 文字まで

この設問を入れる理由: 変更を 1 つに絞らせる。「その他ご意見」は賞賛と雑音を集めるが、1 つに絞ると対応可能な不満の順位が出る。

回答者に見える画面

今回のイベントはいかがでしたか

01

使った時間に見合う内容でしたか

02

いちばん価値があったのはどれですか

基調講演
分科会・セッション
ハンズオン・ワークショップ
参加者どうしの会話
その他
03

それのどこが良かったですか

04

うまくなかったのはどこですか

内容のレベルが合わなかった
セッションが売り込みだった
進行が押した・時間が重なった
会場・音響・飲食
その他
05

次回も参加したいと思いますか

06

次回のプログラムに何があるとよいですか

07

次回、ひとつだけ変えるとしたらどこですか

使う場面

  • イベント終了から 24 時間以内。まだセッションどうしの区別がついているうちに送る。
  • 次回も開催予定で、回答がプログラムの判断材料になるとき。
  • カンファレンス・ウェビナー・ワークショップ・研修・顧客イベント・社内イベントなど、参加者が時間を払ったすべての場。

使わないほうがいい場面

  • 全セッションの登壇者評価を取りたいとき。それは各セッション内で聞く。2 日目の終わりに 7 個目のセッションを採点できる人はいない。
  • 見込み顧客の情報を取りたいとき。営業設問を混ぜると完了率が落ち、答える人の偏りも大きくなる。
  • 定例の社内ミーティング。時間に見合ったかという問い自体は正しいが、毎週のアンケートより 1 問の確認のほうが機能する。

分岐

1〜3 の評価には原因の選択肢を、再参加意向が高い人には次回プログラムの要望欄を出す。それ以外は 5 問で終わる。長いイベントの翌日に送るアンケートで完了率を保てるのは、この短さのため。

入力チェック

「時間に見合ったか」「いちばん価値があったもの」「再参加意向」は必須。他の回答はこの 3 つと突き合わせて初めて意味を持つ。自由記述は 400 文字までにして、まとめて届く回答を読み切れる状態に保つ。

回答が集まったら見るもの

総合評価より先に再参加意向を読む

イベント直後の総合評価は上に詰まって差が出ない。再参加意向はばらけるうえ、次回が埋まるかどうかを予測するのはこちら。

価値の出どころを順位付けし、かけた費用と並べる

予算配分を動かすのは「価値のシェア」と「費用のシェア」の比較。参加者どうしの会話が価値で 1 位を取り、費用がほぼゼロ、という結果になることが多い。

不満は読むのではなく分類する

3〜4 個の原因で大半の件数が説明できる。「売り込みだった」「レベルが合わなかった」はどちらも運営ではなくプログラムの判断ミス。

見る価値のあるクロス集計

いちばん価値があったのはどれですか × 次回も参加したいと思いますか

どの要素が再参加意向を実際に生んでいるかが分かる。プログラムを削るとき、最後まで守るべきはそこ。

うまくなかったのはどこですか × 次回も参加したいと思いますか

許される不満と、参加をやめさせる原因を切り分けられる。会場の不備はたいてい許され、売り込みセッションは許されない。

作る価値のあるグラフ

bar — いちばん価値があったのはどれですか

価値がどこから来たかの順位。組んだアジェンダと並べて見る。

stacked-bar — いちばん価値があったのはどれですか × 次回も参加したいと思いますか

要素ごとの再参加意向。人気はあるが再訪につながらないトラックが見える。

AI で自分向けに直す

SurveyZero のアシスタントにそのまま貼れる指示。比較可能性を保つ部分は残し、自社固有にすべき部分だけを変える。

このイベントアンケートを、申込 300 名・45 分のオンラインウェビナー向けに調整してください。「時間に見合ったか」「いちばん価値があったもの(単一選択)」「再参加意向」はそのまま残し、低評価者向けの分岐も残したうえで、価値の選択肢をウェビナー向け(本編の説明、デモ、質疑応答、配布資料)に置き換えてください。ライブで参加したか録画を見たかを聞く設問を 1 つ追加してください。

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