プロダクトフィードバック調査テンプレート

機能をリリースした。気に入られたかどうかではなく、狙った課題を実際に解いたのかを知りたい。

設問 7 問所要 約 2 分分岐あり

このテンプレートで解ける問題

機能の good / bad を聞くと、すでに定着した少数から好意的な答えが返り、それ以外からは何も返らない。このテンプレートは最初の設問で両者を分ける。使っていない人には何が引っかかったのかを、使った人には何をしようとして、それが終わったのかを聞く。好かれているのに誰の用も足していない機能は、ただの保守コスト。その 2 つを見分けるためのアンケート。

設問

以下の設問は実際のアンケート定義そのもの。プレビューと「このテンプレートを使う」も同じ定義を使う。

01

この機能をどのくらい使っていますか

単一選択 · 必須

  • ほぼ毎日
  • ほぼ毎週
  • 月に数回
  • ごくまれに
  • 使っていない

この設問を入れる理由: 最初の 1 問で回答者を 2 つのアンケートに分ける。これが無いと、未利用者は離脱するか、開いてもいない機能について答えることになり、以降のすべての数字が静かに濁る。

02

使わなかったのはなぜですか

単一選択(その他あり) · 必須

表示条件: まだ使っていない

  • あることを知らなかった
  • 何のための機能か分からなかった
  • その困りごとが自分には無い
  • 準備が大変そうだった
  • 本番のデータで試すのが不安だった

この設問を入れる理由: 未利用の理由は、必要な対応がまるで違う。「知らなかった」は告知の問題、「準備が大変そう」は導入体験の問題、「その困りごとが無い」は狙う相手を外している。まとめて「利用率が低い」にすると、この区別が消える。

注意: 「その困りごとが自分には無い」は必ず残す。外すと全員が認知不足のせいになり、居心地はよいが事実ではない結論になる。

03

主に何をしようとして使いましたか

単一選択(その他あり) · 必須

表示条件: 使ったことがある

  • 作業を早く終わらせる
  • 特定のミスをなくす
  • チームで同じものを見る
  • 結果を人に見せる

この設問を入れる理由: 結果より先に意図を確定させる。同じ機能でも、ある用途では成功し別の用途では失敗する。この設問が無いと、失敗はばらついた低評価としてしか現れない。

04

それは終わりましたか

単一選択 · 必須

表示条件: 使ったことがある

  • 終わった
  • 途中まで
  • 終わらなかった
  • まだ判断できない

この設問を入れる理由: 本命の指標。満足度とは意図的に分けている。多少荒くても用が足りれば人は許すし、快適でも終わらなければ「まあまあ」と答えて二度と戻ってこない。

注意: 「まだ判断できない」を残す。無いと、決めかねている人が「途中まで」を選び、失敗件数が水増しされる。

05

何が妨げになりましたか

複数選択(その他あり)

表示条件: やりたいことが完了しなかった

  • まだできないことがある
  • 手順が分からなかった
  • 遅くて割に合わない
  • 出てきた結果が求めるものと違った
  • 使っているツールとつながらない

この設問を入れる理由: 用が足りなかった人にだけ、数えられる選択肢として出す。「機能が足りない(作る)」と「手順が分からない(直す)」を切り分けるための設問で、この 2 つは最も多く、対応は正反対。

06

今後も使い続けると思いますか

評価 · 1–5 · 必須

表示条件: 使ったことがある

この設問を入れる理由: 機能にとっての成果は継続意向。初回は良かったが 2 回目が無い、というのが失敗したリリースの典型的な形。

07

足りないものは何ですか

自由記述 · 600 文字まで

表示条件: 使ったことがある

この設問を入れる理由: 自由記述は 1 問だけ。利用者・未利用者の双方に出すので、そもそも始めなかった理由も拾える。上の構造化された設問の答えを吸わないよう、最後に置く。

回答者に見える画面

この機能は用を足しましたか

01

この機能をどのくらい使っていますか

ほぼ毎日
ほぼ毎週
月に数回
ごくまれに
02

使わなかったのはなぜですか

あることを知らなかった
何のための機能か分からなかった
その困りごとが自分には無い
準備が大変そうだった
その他
03

主に何をしようとして使いましたか

作業を早く終わらせる
特定のミスをなくす
チームで同じものを見る
結果を人に見せる
その他
04

それは終わりましたか

終わった
途中まで
終わらなかった
まだ判断できない
05

何が妨げになりましたか

まだできないことがある
手順が分からなかった
遅くて割に合わない
出てきた結果が求めるものと違った
その他
06

今後も使い続けると思いますか

07

足りないものは何ですか

使う場面

  • リリースやベータ開始から 2〜6 週間後。本気で試すには十分で、まだ覚えている時期。
  • まだ機能を変えられるとき。つまずきの選択肢はロードマップの入力であり、決定済みなら取る意味がない。
  • 使った人だけでなく、その機能に触れる機会があった全員に送るとき。

使わないほうがいい場面

  • 次に何を作るかをゼロから決めたいとき。これは既にあるものを評価するアンケートで、未利用者に機能を設計させると使われない要望リストが集まる。
  • リリースから 1 年が経った機能。その頃には合う人だけが残っているので、肯定的で使いどころのない結果になる。
  • 解約理由を知りたいとき。それは解約アンケートであり、見る対象は 1 機能ではなく関係全体。

分岐

使っていない人は理由を 1 問答えて、結果のページごと飛ばす。使った人には目的と結果を聞き、終わらなかった場合にだけ妨げになったものを聞く。体験していないことを評価させる設問は誰にも出ない。

入力チェック

利用頻度・目的・結果・継続意向は、それぞれの経路で必須。つまずきの選択肢は任意で、原因の無い人に選ばせるとデータを作り出してしまう。自由記述は 600 文字まで。

回答が集まったら見るもの

満足度より先に未利用率を出す

「使っていない人の割合とその理由」は、結果全体でいちばん大きく、いちばん見られていない数字であることが多い。次の一手が開発なのか告知なのかを決めるのもここ。

結果は目的別に読む。全体では読まない

ある用途では確実に終わり、別の用途では終わらない機能は、全体で見ると「そこそこの成功率」になる。目的で割ると、片方は完了、もう片方はそもそも対象外、と輪郭が出る。

機能不足と手順の分かりにくさを分ける

この 2 つは同じくらいの件数で挙がるが、必要な対応は正反対。手順の問題に機能追加で応えるのは、問題を残したまま最も高い費用を払う方法。

継続意向を実際の利用頻度と突き合わせる

よく使っているのに「もう使わない」と答える層が、いま得られる最も早い警告。行動ログでは、去ったあとにしか見えない。

見る価値のあるクロス集計

主に何をしようとして使いましたか × それは終わりましたか

中心になる読み方。どの用途なら実際に終わるのかが分かる。成功率の低い用途は、次の改善対象か、狙うのをやめる相手のどちらか。

何が妨げになりましたか × 今後も使い続けると思いますか

どのつまずきが利用をやめさせるのかが分かる。遅さは意外と許容され、結果が違うことは許容されない。

作る価値のあるグラフ

bar — 使わなかったのはなぜですか

未利用の理由の件数順。何かを決める前に、利用者数とこの合計を並べて見る。

stacked-bar — 主に何をしようとして使いましたか × それは終わりましたか

用途ごとの成功率。ひとつの用途にだけ効く機能であることが一目で分かる。

AI で自分向けに直す

SurveyZero のアシスタントにそのまま貼れる指示。比較可能性を保つ部分は残し、自社固有にすべき部分だけを変える。

この機能フィードバック調査を、文書エディタ内蔵の AI 執筆アシスタント向けに、リリース 4 週間後・導線に触れた全員へ送る前提で調整してください。最初の設問で利用者と未利用者を分ける構造、目的 → 結果 → つまずきの流れはそのまま残し、目的の選択肢を執筆作業向け(早く下書きする、詰まりを解消する、既存の文章を締める、社内の文体に合わせる)に置き換えてください。出力をそのまま使えたか、手直しが必要だったかを聞く設問を 1 つ追加してください。

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